聞けば、このブログを見て、心配して電話されたとのこと。
「win7」+「弥生会計10」+「NVIDIA社製グラフィックボード」という特定環境でのみ、OSがフリーズするとの事で、申し訳ありませんとの事でした。
確かに、うちの事務所もパソコンは8台使っていますが、Win7が入っているパソコンは、1台のみです。まだまだ、弥生会計08を使っているクライアントもいるので、互換性の問題から本当はwin7のパソコンを使いたくないのですが、今となってはxpもvistaも入手困難なので、仕方がありません。
それにしても、弥生さんも大変ですね。弥生さんが原因というわけでもないでしょうに、わざわざ電話を頂いて恐縮してしまいます。
MS-DOS時代からパソコンを使っている人間からすると、昔からパソコンのフリーズなど山ほどあってあって、今回のように原因と対策さえ分かれば、個人的には何の問題もありません。
まあ、フリーズの話はここまでですが、最近弥生会計の税理士への浸透に驚いたので、それについても書いておきます。
先日、支部の税務支援対策部の会合で、開業したばかりの個人事業主さんへの税務支援の打合せをしていたのですが、そのとき、パソコン会計での指導の話題になりました。
さすがに今の時代、手書きの帳簿で記帳という需要は少なく、パソコンを使った会計を教えて欲しいということになります。
そうなると、「どの会計ソフトを選択したら良いのか?」という質問が、納税者から担当税理士にしばしばあるようなのですが、そこで打合せに参加していた税理士の口から出てきた会計ソフトの名前が、弥生さんでした。
若い税理士は当然にしても、年配の税理士さん、TKCの税理士さん、女性の税理士さん、皆さん、弥生会計の名前を挙げ、同時に税理士なら普段使わない「簡単取引入力」とかの機能を使った指導方法の話題で盛り上がっていました。
(まあ、お金のない方には、厳選したフリーの会計ソフトを紹介すると発言された先生もいらっしゃいましたが・・・)
私も、独立してからは弥生会計を利用していますが、勤務税理士時代に慣れ親しんだミロクの会計大将と比べても、慣れてしまえば、特に機能に違いを感じません。
事務所的にはテレビCMを流しているJDL IBEX netも、クライアントの経済的負担が少なくなりそうなので、試しに導入してみようかとも思っていますが、現状、パソコン会計が初めてという方は、とりあえず弥生会計を選択していれば、その後税理士に依頼することがあっても、多くの税理士事務所で柔軟に対応してもらえると思います。