その計算式には、「後期高齢者支援金分」という不思議な記載があります。
いわく、
国民健康保険はこのようにして計算します。
医療分 + 後期高齢者支援金分 + 介護保険金分
介護保険は40歳未満の人は関係ありませんが、後期高齢者支援金分は75歳未満の人は全員負担です。
杉並区の場合、
医療分 = 均等割28,800円×加入者数+賦課標準額×0.9
後期高齢者支援金分 = 均等割8,100円×加入者数+賦課標準額×0.27
として計算します。
するとたとえば、夫婦と子供二人の個人事業主の世帯の場合、少なくとも均等割8,100×4=32,400円を75歳以上の高齢者の医療費として支援していることになる訳です。
なんだかな〜。
私が高齢者になったときも、現役世代はきっちりと支援してくれるのでしょうか? 今支援だけして、いざ支援してもらう番になったら、少子高齢化で今よりはるかにキツイ負担を強いられる現役世代が反旗を翻さないか不安もあります。
しかし、その時代は高齢者の比率が今より高いわけですから、選挙で高齢者の利益を代表する候補が今よりも多数当選するはずです。安泰ですね(苦笑)。
・・・いやな世の中ですね。