後期高齢者医療制度が話題になっています。
そのネーミングのセンスはひどいと思いますが、その保険料は本当に高いのでしょうか? 今までに比べれば高いかもしれませんが、現役世代の加入している国民健康保険と比べてどうなのでしょう?
後期高齢者医療制度も国民健康保険も自治体により計算方法が異なります。当事務所の所在地が杉並区なので、東京都杉並区在住の場合で計算してみます。
後期高齢者医療制度の計算式
1年間の保険料額=均等割額37,800円+(所得額−住民税の基礎控除額330,000円)×6.56%
(所得に応じた軽減措置があります)
※ 東京都の場合は、東京いきいきネットのサイトで保険料の試算ができます。http://www.tokyo-ikiiki.net/
国民健康保険の計算式(杉並区の場合)
1年間の保険料額=均等割額36,900円×加入者数+賦課標準額×1.17%
※ 賦課標準額=住民税均等割額+住民税所得割額−緩和措置控除分
試算はシンプルな単身世帯で行ってみます。
所得税、住民税、健康保険料を概算で計算してみます。
試算1 年収300万円の場合
40歳の独身サラリーマン(杉並区で国保加入)
所得税 59,600円
住民税 125,600円
国民年金 171,680円
介護保険料 28,100円
健康保険料 147,600円
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合計 532,580円(年間)
80歳の独身年金生活者(杉並区在住)
所得税 61,100円
住民税 128,600円
介護保険料 63,000円
健康保険料 134,200円
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合計 386,900円(年間)
試算2 年収200万円の場合
40歳の独身サラリーマン
所得税 31,700円
住民税 69,800円
国民年金 85,840円(一部免除制度適用)
介護保険料 20,600円
健康保険料 98,600円
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合計 306,540円(年間)
80歳の独身年金生活者
所得税 15,100円
住民税 36,700円
介護保険料 63,000円
健康保険料 53,300円(軽減措置適用)
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合計 168,100円(年間)
なんだかな〜の結果です。
手元に入ってきたキャッシュは同じ金額です。
年齢と、所得の種類によって手元に残る金額は異なります。
高齢者は、通常、医療費の支払が多いので、結局手元に残るキャッシュは我々の世代より少ないかもしれません。
いずれにせよ、誰かがコストを負担する必要があります。高齢者が負担しなければ、結局・・・。
私も今年で40歳です。介護保険料の徴収が始まります。
※ 上記の計算は概算です。本来、住民税等は前年の所得金額に対して課税されます。また、通常サラリーマンは会社で社会保険加入です。
2008年04月16日
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