その一方で、小売店、飲食店を営むお客さんが使用しているのは、昔ながらのレジが多いようだ。
安価なシンプルなレジで、把握できる数字は、当然シンプルなものになってしまう。
まあ、一日の売上が把握できれば、こちらは仕事としては別に困ることはないのだが。
安価になったパソコンを何か、有効活用できないかと思ってしまう…。
ネットで検索してみると、「フリーソフトでPOSレジスターを制作」というサイトを発見した。
パソコンをPOSレジスターにするのに、別途、最低限必要となるのは、下記の3点らしい。
POSソフト
レシートプリンタ
キャッシュドロア
POSソフトはフリーのものがいくつかある。フリーなのでいつでも試せるため、先にレシートプリンタをネットで物色。
安いインクジェットプリンタなら5,000円くらいで購入できるのに比べると、レシートプリンタは、異様に高い。その上、よくわかならいが、POSソフトでプリンターを選ぶような。
…EPSONかスター精密のメジャーな製品にしておかないと、不味いのかな?
スター精密のレシートプリンタのほうが、EPSONより若干安めのようなので、スター精密で探してみた。
スター精密のTSP100ECO だと5万弱で販売されていた。うちの事務所のA3カラーレーザープリンタよりも高い…。
たまたま、米国Amazonを眺めていると、米国では同じ型番の製品が200ドル超で販売されているのに気がついた。
円高の今、別途送料が多少かかっても安いはず。問題は、日本に持ち込んでそのまま動くか否かと、日本語に対応しているか否かくらいか?
米国のスター精密のサイトでスペックを確認すると、大丈夫そうな感じ!
転送サービスを利用して、個人輸入してみた。
二週間くらいして、到着。
開封。
複数言語対応のようだ。
本体裏面のラベル
付属のCDでドライバをインストール。日本語のインストール画面が表示されるので、別段戸惑うところはなかった。

続いて、ノートパソコンに接続
オンラインのPOSサイトに登録し、ブラウザからレシートを印刷してみた。
(レシートを印刷後、スキャン)

今回はここで実験終了。
結局いくらかかったかというと、
Star TSP 143IIU ECO - Receipt printerが、
Item Subtotal : $206.17
Shipping & Handling : $11.93
Total : $218.10 (JPY 17,626)
転送サービスが、送料・保険・手数料を含めて6,266円で、合計23,892円でした。
(別に、小物をもう一つ同時購入しているので、本当は送料はもう少し安いかも)
円高というか、日本国内が高いというか…。