ハンコを押していただくだけのために、事務所に来ていただくのも大変なので、電子申告で行っている。
税務署の場合は、新設法人が電子申告の開始届けを提出しても、即座に利用者識別番号を発行してくれるので、何の問題もない。
しかし、eLTAXで、新設法人の開始届けを出すと、先方に会社が実在されているかのデータがないため、先方から、会社に電話したりして実在性を確認した後に、「eLTAXからのお知らせ」とうタイトルのメールされ、eLTAXが利用出来る…ものとばかり思っていた。
そんな理解だったので、会社設立したばかりの社長に、都税事務所から問い合わせの電話がありますと、事前に話したりしていが、法人成りしたばかりの店舗に電話があり、法人化したことを知らないアルバイトのスタッフがそんな会社しらないと回答し、いつまでたっても、「eLTAXからのお知らせ」がメールされないことも経験したので、最近では、開始届けを出した後に、都税事務所に電話し、定款と謄本をファックスして、速やかに利用出来るようにしてもらい、その後、法人設立届を電子申請していた。
先日もいつもように電子申告の開始届けを出して、新宿都税事務所に電話し、謄本と定款をファックスしたのだが、翌日になって都税事務所から手続きを完了したかという妙な電話がかかってきた。
最初はファックスがトラブッたかと思ったが、よく聞いたら、法人設立届を電子申請したかの確認だった。
…ん、でも「eLTAXからのお知らせ」がメールされてこないから、法人設立届も出してないんだけど…。
先方曰く、メールが来る前に、法人設立届は電子申請できるとの事…。
…それで、定款と謄本をPDFにして送付してくる税理士もいるとか、なんとか前に言っていたのか?
そんなこともできる税務ソフトもあるんだね、くらいに思っていたが、そういう話だったとは…。
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eLTaxのお知らせの文面
株式会社 ○○ 様
このたびは、eLTAX(地方税ポータルシステム)をご利用いただきありがとうございます。
このメールは、eLTAXから利用届出の受付手続き完了のお知らせです。
以下に提出頂きました利用届出が受理され、本日よりeLTAXのご利用が可能となりました。
(以下省略)
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この文面を素直に信じてしまっていたで、無駄な電話とファックス等を何度もしていましたが…。
「eLTAXからのお知らせ」がメールされる前に、「法人設立届を電子申請したか?」というセッカチな問い合わせの電話があったので、ようやく「定款等をPDFで添付して提出できる」という意味がわかりました。
…はあ。