安いWindowsパソコンを一台導入して、会計ソフト専用機にされている方も結構いらっしゃいます。最近の、Intel Macだと、Boot Campを利用して会計ソフトをインストールされている方もいらしゃいます。
当ブログでは最近はMacの会計ソフトについては記述していませんが、それでも、Macでの会計ソフトの情報を求めてアクセスされる方が結構いらっしゃいます。
Macの会計ソフトをネットで調べてみると、ざっと下記のようなものが検索できます。
Macけいりくん3(ダウンロード版 10,920円)
MAC DE 会計 R6(73,500円)
フリーソフトなら
RingoKeiriTien(http://www.vector.co.jp/soft/mac/business/se388759.html)
というところでしょうか。MAC DE 会計 R6は価格面で気軽に導入するわけにはいきません。
A&A会計は、見た感じはなかなかよさそうですが、税理士的には最大10事務所までしか管理できないというのがネックとなりそうです。
Macの会計等のマグレックスさんの商品は、税理士事務所の運営の観点からは、会計のファイルが一つにまとまっていないと、お客様とのデータのやり取りが難しくなってきます。
Macけいりくん3はよくわかりませんが、サイトのマニュアルのバックアップ・データ復元という所を読むと、これもファイルは一つではなさそうなので、税理士事務所的には使いにくそうです。
今回は、フリーソフトのRingoKeiriTienを、手持ちのMacにインストールして、触ってみます。フリーソフトというと不安ですが、横浜の込江保次税理士事務所さんがバックアップしているようなので、それほど心配する必要はないようです。
さて、RingoKeiriTienですが、インストールしてから気がついたのですが、今現在は、新会社法の決算書に対応していないようです。また、消費税の計算もできないようです。
税理士としては、そこだけ別ソフトで行えばいいだけですので、特に不便は感じませんが、独自に決算書等の作成を行う場合には注意が必要です。
そうして考えると、日常の経理業務は、このソフトを使って会社で行い、決算等は税理士に依頼するという場合が、一番利用しやすいのかもしれません。
次回以降、順次、このソフトの使用感をレポートしてみたいと思います。
【関連する記事】